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ここ数年100円ショップや、安売り衣料品店、ファーストフード店など、低価格販
売店が賑わい、競争し合っています。
そういったお店を利用するのは楽しいし、ついつい買ってしまうものですよね。
物価が下がって、同じ千円、一万円でこれまで以上に買い物ができるというのは、 消費者にとってうれしいコトです。
そういったお店をはじめ、日本ではこのところ物価が下落してきていました。
これまでは流通コストの削減や、技術革新、海外生産によるコストダウンなどによる
企業努力の結果としての物価下落との見方がありました。
しかし、先ごろ戦後はじめて、今の日本は緩やかな「デフレ」(物価下落、
景気後退が同時に起きてる)状態にあるという見解が発表されました。
デフレというのは「人々の将来の不安感を伴った物価下落」といえるものです。
現状収入があがらない(もしくは下がってしまった)、リストラされた、就職できない等
といった状況に加え、
果たして先々安心して暮らせるのだろうか、年金や保険 は大丈夫なのだろうか・・・
といった将来への不安感に起因して、 「とりあえず余分なお金を使わず万一に備えておこう」
ということで買い控えた結果、「安くしないと売れない」状態になってしまったわけです。
企業では、売るために仕方なしに価格を下げざるを得ない、すると企業の利益が減る、
そこで働く社員の給与も伸びない・・・リストラもある、そうすると、その企業で働く個人は、
将来が不安なので買い控える、更にモノが売れない・・・
景気が更に悪化するという状態に陥いってしまいます(その悪循環に陥ることをデフレスパイラルといいます)。
では買い控えて節約したお金はどうなっているかというと、
最近では「タンス預金」にしている割合が高いという調査結果
(日銀今年1月現金通貨の月中平均残高・・・1963年統計開始以来の最高水準)もでています。
でも、タンスに入れておけば減らないかというと、
仮に将来今の状態からインフレの 流れになった(物価が上昇した)場合には、
今1万円で買えるものが、1万2千円になっていて、
買えなくなっている=実は、タンスにいれている間にお金の価値が減ってしまう・・・
ということもありえるわけです(インフレリスク)。
都市銀行各行は3月21日、普通預金金利を現行の年0.1%から0.02%に引き下げると発表しました。
1年間100万円預けてたった200円の金利!?です(更にそこから税金が引かれます(*_*) )。
んー、タンスにいれておくよりもドロボーに盗まれないだけマシといったところでしょうか。
いずれにしても、「なんのために貯蓄をするのか」、目的に合わせて「いつまでに」「いくらの金額」を準備するのか。
そのためには、目的に合った金融商品(貯蓄だけではなく「運用」も視野に入れて)を選ぶことが万一のインフレ対策としても大切になってます。
デフレのいま、投資信託がいいのか、株が本当に買いどきなのか、外貨預金をすべきなのか・・・
長期的な視点で、目的に合わせた「運用」を考えるときなのかもしれません。
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